2023年窓リフォームで最大200万円補助!【先進的窓リノベ事業】

先進的窓リノベ事業【2023年】メイン画像

対象の窓リフォーム工事で5万円~最大200万円まで補助が受けられます!
また、こどもエコすまい支援事業との併用も可能です。

※追記:先進的窓リノベ事業は終了しました。

先進的窓リノベ事業の概要

経済産業省・環境省が行なう「先進的窓リノベ事業」は、2030年度の家庭部門からのCO2排出量約7割削減(2013 年度比)への貢献、2050年ストック平均でZEH 基準の水準の省エネルギー性能の確保への貢献を目的とした補助金制度です。
熱損失が大きい既存住宅の窓を断熱窓へと改修する際の改修工事費用に対して補助が受けられます。(※補助対象となる要件等があります。)

また、同省が行なう「給湯省エネ事業」、国土交通省が行なう「こどもエコすまい支援事業」と併用が可能なので3つの補助事業を上手に活用すればお得にリフォームが可能になります。

※「先進的窓リノベ事業」は、2022(令和4)年11月8日以降に着手した工事が対象となりますので、対象となる方はお気軽にご相談ください。

補助の対象者

世帯を問わず、窓の断熱改修リフォーム工事をする住宅の所有者等。
※「窓リノベ事業者」と工事請負契約を締結し、窓のリフォーム工事を行なうこと。

Q.「窓リノベ事業者」とは?
あらかじめ、窓リノベ事業に登録をした事業者(窓リフォームを行う工事施工者)のことを指します。リフォームの契約は窓リノベ事業者とおこなうことが必要となります。

補助対象となる窓リフォーム工事

対象となる窓リフォーム工事一覧

窓リフォーム工事の内容
ガラス交換既存のサッシは交換せずガラスのみを取り外し、複層ガラス等に交換する工事。
※障子枠(ガラス+フレーム)のみを交換し、枠を交換しない、または新たに設置しない場合にもガラス交換として取扱い。
内窓設置既存の窓の内側に新しい窓を新設または既存の内窓を新しい内窓に交換する工事。
外窓交換カバー工法カバー工法は既存の枠の上から新しい枠を取り付ける工法です。
既存の外窓を交換する際、既存の枠を残したまま新しい断熱窓を取り付ける工事。
はつり工法既存の外窓を交換する際、古いサッシを枠ごとを取り除き新しい断熱窓に交換する工事。

注意点!
補助金の対象になるのは、改修後の窓の性能が熱貫流率の基準を満たすもののみになります。

住宅種別ごとの熱貫流率の基準一覧表

住宅の種別ガラス交換内窓設置外窓交換
(カバー工法)
外窓交換
(はつり工法)
戸建住宅及び低層集合住宅
(3階建て以下の集合住宅)
Uw1.9以下Uw1.9以下Uw1.9以下Uw1.9以下
中高層集合住宅
(4階建以上の集合住宅)
Uw1.9以下Uw1.9以下Uw2.3以下Uw1.9以下

Q.「熱貫流率」とは?
熱貫流率は、窓(ガラス・サッシ)の外気に接する側と家の内側との間の熱の伝わりやすさを表す数値で、Uw値で表示されます。
Uw値が低いほど、高い性能の窓(ガラス・サッシ)、つまり断熱性に優れていることを表しています。

対象とならない窓リフォーム工事例

対象とならない窓リフォーム工事例

以下に該当するリフォーム工事は補助の対象になりませんのでご注意ください。

  • ドアの一部および欄間に取り付けられたガラスを交換する工事
  • 店舗併用住宅等の住宅以外の部分の窓・ガラスの工事
  • 住宅の所有者等が住宅設備を購入し、その取付を住宅事業者に依頼する工事
     (いわゆる施主支給や材工分離による工事)
  • リース設備の設置工事
  • 中古品を用いた工事

補助金額

対象の窓リフォーム工事の実施で5万円~最大200万円まで補助が受けられます!

注意点!

※1申請あたりの補助額が合計5万円未満では申請出来ませんのでご注意ください。

戸建住宅・低層集合住宅(3階建て以下の集合住宅)における補助額

工種グレード熱貫流率
大きさの区分
(W/m2・K)※1※2小・極小※3
ガラス交換※4SSUw1.1 以下48,00030,0008,000
SUw1.5 以下32,00021,0005,000
AUw1.9 以下26,00017,0004,000
内窓設置SSUw1.1 以下124,00084,00053,000
SUw1.5 以下84,00057,00036,000
AUw1.9 以下69,00047,00030,000
外窓交換
(カバー工法)
SSUw1.1 以下183,000136,00091,000
SUw1.5 以下124,00092,00062,000
AUw1.9 以下102,00076,00051,000
外窓交換
(はつり工法)
SSUw1.1 以下183,000136,00091,000
SUw1.5 以下124,00092,00062,000
AUw1.9 以下102,00076,00051,000

中高層集合住宅(4階建て以上の集合住宅)における補助額

工種グレード熱貫流率
大きさの区分
(W/m2・K)※1※2小・極小※3
ガラス交換※4SSUw1.1 以下48,00030,0008,000
SUw1.5 以下32,00021,0005,000
AUw1.9 以下26,00017,0004,000
内窓設置SSUw1.1 以下124,00084,00053,000
SUw1.5 以下84,00057,00036,000
AUw1.9 以下69,00047,00030,000
外窓交換
(カバー工法)
SSUw1.1 以下221,000151,00093,000
SUw1.5 以下150,000102,00063,000
AUw1.9 以下123,00084,00052,000
BUw2.3 以下89,00061,00038,000
外窓交換
(はつり工法)
SSUw1.1 以下221,000151,00093,000
SUw1.5 以下150,000102,00063,000
AUw1.9 以下123,00084,00052,000

(円。ガラス交換:1枚あたり。その他:施工箇所1箇所あたり)

※1 大:ガラス(一枚)の面積 1.4㎡以上。サッシ(一箇所)の面積 2.8㎡以上。
※2 中:ガラス(一枚)の面積 0.8㎡以上 1.4㎡未満。サッシ(一箇所)の面積 1.6㎡以上 2.8㎡未満。
※3 小:ガラス(一枚)の面積 0.8㎡未満。サッシ(一箇所)の面積 1.6㎡未満。/ 極小:ガラス1枚の面積0.1㎡未満、窓1箇所の面積0.2㎡未満
※4 ガラス交換は、箇所数ではなく、交換するガラスの枚数を乗じて算出します。ドアに付くガラスのみ交換の改修は対象外。

注意点!
※補助額が5万円以上で補助金申請対象となります。
1申請あたりの補助額が合計5万円未満では申請出来ませんのでご注意ください。

対象となる期間

工事請負契約日の期間2022(令和4)年11月8日 ~ 2023(令和5)年12月31日

※「窓リノベ事業者」と工事請負契約を締結すること

工事着工の期間工事請負契約後 ~ 2023(令和5)年12月31日

※工事請負契約後に行われる工事であること

交付申請の予約期間2023(令和5)年3月下旬 ~ 2023(令和5)年11月30日 ポイント!
工事着工後、必要書類を提出することで交付申請の予約が可能です。
予約をすることで3ヶ月間交付予定額を確保できます。(窓リノベ事業者が申請します。)
交付申請期間2023(令和5)年3月下旬 ~ 2023(令和5)年12月31日

※工事完了後に申請(窓リノベ事業者が申請します。)

注意点!
※予算が上限に達すると申請は締め切られますのでお早めの申請をおすすめします。
※締め切りは予算の執行状況に応じて公表されます。

補助金の申請方法(主な手続きの流れ)

申請の手続き、補助金の受け取りと消費者への還元は『窓リノベ事業者』が代わりに行います。

注意点!
※一般消費者の方が申請することはできませんのでご注意ください。

主な手続きの流れ

1.窓リノベ事業者を探す

  ↓

2.詳しい要件の確認

  ↓

3.契約締結

※窓リノベ事業者と契約を結びます。
  ↓

4.工事着工

  ↓

5.工事完了

  ↓

6.補助金の交付申請

ポイント!
補助金の交付申請は、窓リノベ事業者がおこないます。
リフォーム工事完了後に、以下の書類を準備し窓リノベ事業者に提出します。

・本人確認書類(運転免許証、マイナンバーなど)

【申請する要件に応じて】
・既存住宅の登記事項証明書の写し等など。
※必要に応じて、他の書類の提出を求められることがあります。

  ↓

7.補助金の交付・還元

※補助金は、窓リノベ事業者に振り込まれます。

よくある質問

Q.他の補助金との併用は可能ですか?

A.住宅(外構含む)のリフォーム工事を対象とする国の他の補助制度との併用はできませんが、「給湯省エネ事業」(経済産業省)、「こどもエコすまい支援事業」(国土交通省)については、補助対象が重複しなければ併用が可能です。

Q.賃貸住宅のリフォームは対象となりますか?

A.はい。賃貸住宅のリフォームも要件を満たす場合は対象になります。
※窓リノベ事業者と工事請負契約の締結および共同事業実施規約の締結が必要です。

Q.1戸の住宅について、複数回に分けて行ったリフォームを、それぞれ申請できますか?

A.1戸あたりの上限補助金額の範囲で、複数回申請することはできますが、申請ごとに要件を満たす必要があります。

参照URL

先進的窓リノベ事業事務局【公式】

制度に関する概要

対象となる方 全世帯
対象となるリフォーム工事
対象となる建物 マンション・集合住宅一戸建て住宅
対象となる期間 【契約期間】
2022(令和4)年11月8日 ~ 2023(令和5)年12月31日
※「窓リノベ事業者」と工事請負契約を締結すること

【着工期間】
工事請負契約後 ~ 2023(令和5)年12月31日

【交付申請の予約期間】
2023(令和5)年3月下旬 ~ 2023(令和5)年11月30日

【交付申請期間】
2023(令和5)年3月下旬 ~ 2023(令和5)年12月31日

※交付申請期間は 2023(令和5)年12月31日までですが、予算が上限に達すると申請は締め切られます。締め切りは予算の執行状況に応じて公表されます。
補助額・補助上限 5万円~最大200万円
このページの先頭へ戻る